発表会ごあいさつ
音楽教室クレールとして2回目
幼稚園課外教室から数えると9回目の
ピアノ発表会となりました。
第1回目の発表会は2011年
まだ指導経験も浅く、未熟だったわたしは発表会なんて恐れ多い・・・
と開催する気もありませんでした。
そんな私の背中を押して下さったのはある保護者さま
「先生、やりましょうよ!子どもたちのやりたい気持ちを育てましょうよ!」
快く幼稚園の講堂を貸してくださった安達園長先生のご協力もあり
22人で発表会を迎えました。
それからも私は小心者なので、発表会毎に怖気づいています。
でもそれを繰り返していて気づいたんです。
緊張する、勇気がいる、勢いが必要…
そう感じたときは、実は
その先に別の世界が待っているのです。
アッサリいけるところには、その先の感動なんて落ちてないのです。
緊張する、勇気がいる、勢いが必要…
ピアノの発表会に出る子どもたちも同じです。
ただその緊張や勇気や勢いの陰に
ポッ…という小さな好奇心のような
ワクワクするほのかな灯を子どもたちは感じているはずです。
やってみて失敗するかもしれませんが
失敗から学びえることは、成功から学びえることの何十倍の価値を持ちます。
この発表会は子どもたちの「どこでもドア」
ドアの先に広がっている景色は
一歩踏み出す前の景色とは
おそらく、まったく違うはずです。
自分のワクワクするほのかな灯を信じて
何かをつかんでくれることと思います。
そしてこの発表会で
いろんなお友だちに出逢い
いろんな演奏に出逢い
いろんな音楽に出逢い
昨日までの自分と違う自分に出逢えるような
そんなコンサート(発表会)となりますように
今日までご協力いただきました
保護者のみなさま、講師の仲間たち、ひじり幼稚園園長先生はじめ先生方
そしてそして夢のような素敵なコンサートをつくりあげてくれる子どもたち
本当にありがとうございます。
音楽教室クレール
望月 晶子